永見市長に「要望書」を提出しました!

上原基金1万人の会は、11月21日、市民約5000人から集めたカンパで、上原公子さんに課された賠償金の全額を、国立市に払い終わりました。その際、市長室前で、永見市長に直接「要望書」を手渡しました。ここに掲載いたします。

2枚の領収書。左は、11月21日、1,432万3,200円を返した時のもの。右は、5月26日、3,123万9,726円を返した時のもの。
残りの遅延金分1,432万3,200円を国立市に戻し、すべての賠償金を返し終わった。上原基金の会の主張「上原公子さんひとりに払わせない。住民自治の問題として解決する!」に対して、全国約5,000人が応じて、カンパを寄せてくださった。

***** 要望書 *****************************

2017年11月21日

国立市長 永見理夫 様

(社)くにたち上原景観基金1万人の会
代表理事    佐藤和雄
理事    窪田之喜
理事    齋藤 駿
理事  佐々木茂樹
理事   山内敏弘

 本日、私たちは、上原公子元市長に代わって、損害賠償金の内、遅延金分の1,432万3,200円を永見市長に届けにまいりました。元金充当分の3,123万9,726円を「一部弁済」した5月26日から半年。金利5%でかさんだ1,432万3,200円を集め切ることは、予想以上に厳しい道のりでした。

地方自治体の首長に課された損害賠償金を、市民のカンパで補填するのは全国で初めてと聞いています。しかし、「くにたち上原景観基金1万人の会」が掲げた「元市長の個人責任にはさせない。住民自治の問題として解決する」主張は、全国にうねりのように広がり、結果的に、南は沖縄、北は北海道にお住まいの市民約5,000人からカンパを寄せていただくことになりました。

また、5月15日に第二弾パンフレットを国立市内の全新聞へ折り込んだあと、ぞくぞくと国立市民が、国立市による提訴と司法の判決で名指しされた「上原公子」とは上原公子個人ではなく、「国立の景観を守るために上原さんを市長に送り出した私たちの総称」であるとの意味で「私は上原公子」「私も上原公子」と書いてカンパを寄せてくださったことも、永見市長にはお心に留めていただきたいと思います。

本日はまた、全国から寄せられた約280もの「ひとこと」をお持ちしました。ここで、「一部弁済」以降のいくつかをご紹介させてください。

「景観が守れるのが国立市、応援しています。」
「上原市政を応援したひとりとして、わずかですがカンパです。」

「3回目。友人の分をお送りします。たぶん、これが最後(一応のしめくくり)になります。」
「日々無駄な出費を1円でも抑えようとしている身にはくやしいことですが、見逃せないので送金します。」

「これほど腹の立つカンパは初めてです。」

「環境を守っていただいてありがとうございます。その見返りとは聞いてあきれます。国立市民だけの問題ではありません。今後も引き続き応援します。」

「景観保護を柱に地域住民たちと協同した国立市の自治の歴史は、住民たちに住みよい住環境を提供すると同時に将来の地方自治のあり方を示す貴重な実践だったと思います。それを無にする資本の横暴、卑劣な国策は許せません。がんばってください。」

 どなたのひとことにも、単に賠償金の肩代わりというだけではない、市民として責任を引き受ける決意や願いが感じられます。永見市長に置かれましては、お手に取ってひとつずつ読んでいただきたいと思います。

さて、ここからは、前回に重ねての要望になります。

国立市と明和地所との裁判は2008年で終わっています。明和地所が、国立市が支払った損害賠償額と同額を国立市に寄付したことで、常識的な見方では、国立市の損失は補填されたといえるでしょう。それゆえ、今回、上原元市長に代わって市内外約5,000人からのカンパによる支払いを受けるにあたっては、国立市の景観保全のための財源として生かすよう要望します。

先日行われた市制施行50周年記念式典でも、景観に配慮した大学通りの美しいまちなみの映像が何度も流れました。この景観のまちの原点には、国立市民による自治のまちづくりのたゆまぬ営みがありました。この誇れる歴史を引き継ぐ景観政策を、永見市長の下、いっそう前進させることをお約束ください。 募金に参加した多くの市民の熱い思いを受け止め、生かすことを重ねてお願いします。

以上

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